セルフビルドの家づくり【その7】
一口にセルフビルドと言っても、躯体から全て自分で行うのか、それとも基本的な工事はプロに任せて仕上げだけ行うのか・・・
セルフビルドの家づくりを採用される方の多くは、コストを抑えるのが目的なんでしょうね。実は私も仕上のグレードは下げたくないんだけど、予算はこれだけ・・・なんて場合には、壁塗りなんかをご自分でやってみますか?なんて提案しているくらいですから。自ら家づくりに参加するってとても好い事だと思うんです、愛着が湧くなんてのはよく言われることですし、将来的なメンテナンスだって自分で作ったモノですから、当然の事ながら自分で出来ちゃいます。
ここで今回のシリーズのおさらいをしておきましょう
・内部土間で美味しい珈琲を御馳走になった【予告編?】
・8年経っても進行形?外観を中心に紹介した【第1回】
・工事中のハプニングと建物の概要を紹介した【第2回】
・木製サッシやガラス・・・Fさんちの素晴らしい借景【第3回】
・内部の紹介とセルフビルドのお勧めブログの紹介【第4回】
・下地材料の注意点と三和土や朝鮮貼の床の紹介【第5回】
・こだわりの家具や玄関ドア、太陽光発電なんかも【第6回】
どんな事だって予算に限りがあるわけですから、その余った予算を他のところへ回したりするのもありでしょう・・・
でもチョット注意してほしいこともあるんです、それはセルフビルドをするからって、それを見越してギリギリの予算を立てないるって事と、是非相談したり指導してくれるプロの友達を持つってことです。
材料費だけでは工事はできません、例えば塗り壁をするにしても、コテやコテ板やミキサーなんて道具が必要ですし、高い場所を施工するには足場だって必要になってきます。
また、現在はインターネットで様々な情報が簡単に入ってはきますが、実際に工事を進めるには、インターネットだけでは判らないニュアンスや工程管理、チョットしたコツや経験なんてのが実際には必要なんです・・・
当然時間だって掛かります、仕事をお持ちの方だったら、作業は必然的に週末になってきますが、細切れに作業するって事は、準備や後片付けもその度にしなくちゃいけませんし、掴みかけた『コツ』もリセットされてしまうかもしれません・・・
最後にこのシリーズで紹介したテーブルを二つ紹介しましょう
まずは珈琲をご馳走になった玄関土間にある廃材利用の臨時テーブル・・・(笑)
Fさん邸での私の担当した工事が終了してからずっと使ってらっしゃいます、フラッシュ構造で何処かの中古建具を流用しているそうですが、当時からそのうちもっといいのをなんて言いながら、もうすでに8年経過してしました・・・(笑)

もう一枚はリビングに置かれたタモ材の座卓、きっちり接ぎ合わされた天板と考え抜かれた脚の構造がとても素敵です。

実のところFさんは、木工作家なんて面を持っていたりしますので、こういったことに関しては割と恵まれているのかもしれませんが、一般の方がこれだけの家具や建具を造るとなったら、道具を揃えるだけだってかなりの予算が掛かってくることでしょう。
また建築や樹に関する知識に関しても、樹種や仕口や継手・使い方にもそれなりに理由がありますが、それを知らないで使っちゃうと、本来の性能が発揮できないばかりか、労力ばかりかかって、かえって危険だったりすることがあります・・・
『自分でチョット修理したんだ~』なんてお宅に伺うと、往々にしてこんなところにこんな釘を??ってな位長い釘を打ってあったり、縦の物を横に使ってあったりと驚いてしまうことがあるんです・・・
聞くは一時の恥 聞かぬは一生の損なんていいますが、もしセルフビルドをお考えの方がいらっしゃるようでしたら、どんな小さな事でも気軽に相談できるプロの友達を作ることをお勧めします。
と言うことで・・・
ご意見・ご要望・ご質問のある方は◆◆こちら◆◆からお気軽にどうぞ(笑)
◆セルフビルドを応援しています
セルフビルドの家づくりを採用される方の多くは、コストを抑えるのが目的なんでしょうね。実は私も仕上のグレードは下げたくないんだけど、予算はこれだけ・・・なんて場合には、壁塗りなんかをご自分でやってみますか?なんて提案しているくらいですから。自ら家づくりに参加するってとても好い事だと思うんです、愛着が湧くなんてのはよく言われることですし、将来的なメンテナンスだって自分で作ったモノですから、当然の事ながら自分で出来ちゃいます。
ここで今回のシリーズのおさらいをしておきましょう
・内部土間で美味しい珈琲を御馳走になった【予告編?】
・8年経っても進行形?外観を中心に紹介した【第1回】
・工事中のハプニングと建物の概要を紹介した【第2回】
・木製サッシやガラス・・・Fさんちの素晴らしい借景【第3回】
・内部の紹介とセルフビルドのお勧めブログの紹介【第4回】
・下地材料の注意点と三和土や朝鮮貼の床の紹介【第5回】
・こだわりの家具や玄関ドア、太陽光発電なんかも【第6回】
どんな事だって予算に限りがあるわけですから、その余った予算を他のところへ回したりするのもありでしょう・・・
でもチョット注意してほしいこともあるんです、それはセルフビルドをするからって、それを見越してギリギリの予算を立てないるって事と、是非相談したり指導してくれるプロの友達を持つってことです。
材料費だけでは工事はできません、例えば塗り壁をするにしても、コテやコテ板やミキサーなんて道具が必要ですし、高い場所を施工するには足場だって必要になってきます。
また、現在はインターネットで様々な情報が簡単に入ってはきますが、実際に工事を進めるには、インターネットだけでは判らないニュアンスや工程管理、チョットしたコツや経験なんてのが実際には必要なんです・・・
当然時間だって掛かります、仕事をお持ちの方だったら、作業は必然的に週末になってきますが、細切れに作業するって事は、準備や後片付けもその度にしなくちゃいけませんし、掴みかけた『コツ』もリセットされてしまうかもしれません・・・
最後にこのシリーズで紹介したテーブルを二つ紹介しましょう
まずは珈琲をご馳走になった玄関土間にある廃材利用の臨時テーブル・・・(笑)
Fさん邸での私の担当した工事が終了してからずっと使ってらっしゃいます、フラッシュ構造で何処かの中古建具を流用しているそうですが、当時からそのうちもっといいのをなんて言いながら、もうすでに8年経過してしました・・・(笑)

もう一枚はリビングに置かれたタモ材の座卓、きっちり接ぎ合わされた天板と考え抜かれた脚の構造がとても素敵です。

実のところFさんは、木工作家なんて面を持っていたりしますので、こういったことに関しては割と恵まれているのかもしれませんが、一般の方がこれだけの家具や建具を造るとなったら、道具を揃えるだけだってかなりの予算が掛かってくることでしょう。
また建築や樹に関する知識に関しても、樹種や仕口や継手・使い方にもそれなりに理由がありますが、それを知らないで使っちゃうと、本来の性能が発揮できないばかりか、労力ばかりかかって、かえって危険だったりすることがあります・・・
『自分でチョット修理したんだ~』なんてお宅に伺うと、往々にしてこんなところにこんな釘を??ってな位長い釘を打ってあったり、縦の物を横に使ってあったりと驚いてしまうことがあるんです・・・
聞くは一時の恥 聞かぬは一生の損なんていいますが、もしセルフビルドをお考えの方がいらっしゃるようでしたら、どんな小さな事でも気軽に相談できるプロの友達を作ることをお勧めします。
と言うことで・・・
ご意見・ご要望・ご質問のある方は◆◆こちら◆◆からお気軽にどうぞ(笑)
◆セルフビルドを応援しています
セルフビルドの家づくり『その6』
誰がなんと言おうと、いよいよ本日から本格的なゴールデンウィーク突入です
私も今日から6日まで会社の方はお休みを戴きます。
こんなに祝日なんかが重なって、長い休みが続くって事は、セルフビルダーにとっては、細切れでしか出来なかった作業を、ある程度継続して出切るって事でしょうから、1日じゃ終わらない作業や、継続性のある作業が出来るように工程を持ってくると良いかもしれませんね。
3月の出来事をここまで引っ張っちゃうとは我ながら驚いちゃいますが、毎週日曜日に書き綴って来た『セルフビルドの家づくりシリーズ』も完結が近付いて来ました。
まずはFさんによるこだわりの数々をご紹介しましょう

①アイランド型キッチンの配膳台
タモ材の木目を生かしたオイル仕上げの見事な箱です、無垢だけあってかなりの重量があるそうで、創ったは良いけど持ち込むのがかなり大変だったようです。
ここには映ってませんが、キッチンはトップを除いて全てFさんのセルフビルドです、L型+アイランドの配膳台のレイアウトは、機能性にも優れていてとても使いやすいそうです。(飲食業をされていた事もあってそういうところは得意分野ですよね)
でも以前お邪魔した時はまだ卓上コンロが活躍していましたっけ(笑)

②2作目の玄関ドア
これもタモ材のオイル仕上です、写真がブレてて見辛いかもしれませんが、下の方にはこだわりの細いスリットが入っています。
この玄関ドアは2本目、前作も素晴らしかったですが、何でもデザインが気に入らないとかで、最近創り直したそうです。前作は若干捩れが出ちゃって気密性が落ちちゃったなんて事も仰ってましたね・・・

③座卓
以前の写真の使い回しです・・・(汗)
こちらも足から天板まで全てタモ材、随分前に北海道から取り寄せた材料で、捩れがあったので、私のところでムラを抜くように賃挽きさせて戴いたことがありましたね~~
写真を撮り忘れちゃったのが残念ですが、とても綺麗な杢の材料で創ってありました、

④外観1階から
セルフビルドの『窓』・当社で手掛けた『焼き杉の板』・左官屋さんの『珪藻土の外壁』塗料を塗ったんじゃ出ない味のある『焼き杉』が良い感じに風合いを増していました、なんかこう云うのを見るとホッとしちゃうのは、自分だけですかね?
Fさんが『珈琲飲んでイカヘンかぁぁ~~』って言ってくれてます(笑)

⑤全景
んん~~我ながらなんじゃこりゃ・・・
帰りがけに思い出したように撮ったので、手前のヒノキが邪魔ですね~
妙に艶っぽい屋根が特徴的な南側の屋根材が辛うじてご覧頂けるでしょうかね?この写真で判れってのはチョット辛いかな?(汗)
こんな写真で申し訳ないんですが、実はFさんちは発電所になってるんす。なるべく目立たないようにって事で、屋根材と一体になった太陽光発電パネルを採用させて頂いたんですが、艶がある以外はパッと見パネルが載っているとは判らないかもしれませんね。
当時は1Kw当り18万円って補助金が下りたのを記憶していますが、4Kwの発電パネルを載せてあります。詳しい事はまた機会があったら書くことにしますね。

⑥収穫?
Fさんちの敷地内には小さな小川?っておかしな表現ですが、ちょろちょろと流れる小さな川があるんですが、そこで少しだけお裾分けして貰ってきたものです、栽培用のものと違って、根はそんなに大きくなりませんが、葉っぱの部分を刻んで醤油ダレに漬けたものは、何ともいえないツ~ンとした香りと辛味が最高なんです!(笑)
以上でFさんちの紹介は概ね終了です、突撃取材に協力していただいたFさんありがとうございました。
ご意見・ご要望・ご質問のある方は◆◆こちら◆◆からお気軽にどうぞ
◆薄曇の信州伊那谷、皆さんお出掛けの際は気をつけて下さいね。
私も今日から6日まで会社の方はお休みを戴きます。
こんなに祝日なんかが重なって、長い休みが続くって事は、セルフビルダーにとっては、細切れでしか出来なかった作業を、ある程度継続して出切るって事でしょうから、1日じゃ終わらない作業や、継続性のある作業が出来るように工程を持ってくると良いかもしれませんね。
3月の出来事をここまで引っ張っちゃうとは我ながら驚いちゃいますが、毎週日曜日に書き綴って来た『セルフビルドの家づくりシリーズ』も完結が近付いて来ました。
まずはFさんによるこだわりの数々をご紹介しましょう

①アイランド型キッチンの配膳台
タモ材の木目を生かしたオイル仕上げの見事な箱です、無垢だけあってかなりの重量があるそうで、創ったは良いけど持ち込むのがかなり大変だったようです。
ここには映ってませんが、キッチンはトップを除いて全てFさんのセルフビルドです、L型+アイランドの配膳台のレイアウトは、機能性にも優れていてとても使いやすいそうです。(飲食業をされていた事もあってそういうところは得意分野ですよね)
でも以前お邪魔した時はまだ卓上コンロが活躍していましたっけ(笑)

②2作目の玄関ドア
これもタモ材のオイル仕上です、写真がブレてて見辛いかもしれませんが、下の方にはこだわりの細いスリットが入っています。
この玄関ドアは2本目、前作も素晴らしかったですが、何でもデザインが気に入らないとかで、最近創り直したそうです。前作は若干捩れが出ちゃって気密性が落ちちゃったなんて事も仰ってましたね・・・

③座卓
以前の写真の使い回しです・・・(汗)
こちらも足から天板まで全てタモ材、随分前に北海道から取り寄せた材料で、捩れがあったので、私のところでムラを抜くように賃挽きさせて戴いたことがありましたね~~
写真を撮り忘れちゃったのが残念ですが、とても綺麗な杢の材料で創ってありました、

④外観1階から
セルフビルドの『窓』・当社で手掛けた『焼き杉の板』・左官屋さんの『珪藻土の外壁』塗料を塗ったんじゃ出ない味のある『焼き杉』が良い感じに風合いを増していました、なんかこう云うのを見るとホッとしちゃうのは、自分だけですかね?
Fさんが『珈琲飲んでイカヘンかぁぁ~~』って言ってくれてます(笑)

⑤全景
んん~~我ながらなんじゃこりゃ・・・
帰りがけに思い出したように撮ったので、手前のヒノキが邪魔ですね~
妙に艶っぽい屋根が特徴的な南側の屋根材が辛うじてご覧頂けるでしょうかね?この写真で判れってのはチョット辛いかな?(汗)
こんな写真で申し訳ないんですが、実はFさんちは発電所になってるんす。なるべく目立たないようにって事で、屋根材と一体になった太陽光発電パネルを採用させて頂いたんですが、艶がある以外はパッと見パネルが載っているとは判らないかもしれませんね。
当時は1Kw当り18万円って補助金が下りたのを記憶していますが、4Kwの発電パネルを載せてあります。詳しい事はまた機会があったら書くことにしますね。

⑥収穫?
Fさんちの敷地内には小さな小川?っておかしな表現ですが、ちょろちょろと流れる小さな川があるんですが、そこで少しだけお裾分けして貰ってきたものです、栽培用のものと違って、根はそんなに大きくなりませんが、葉っぱの部分を刻んで醤油ダレに漬けたものは、何ともいえないツ~ンとした香りと辛味が最高なんです!(笑)
以上でFさんちの紹介は概ね終了です、突撃取材に協力していただいたFさんありがとうございました。
ご意見・ご要望・ご質問のある方は◆◆こちら◆◆からお気軽にどうぞ
◆薄曇の信州伊那谷、皆さんお出掛けの際は気をつけて下さいね。
セルフビルドの家づくり『その5』
世間では、昨日辺りからゴールデンウィークが始まったらしいですから、ETC割引を有効に使ってドライブに出かける方も多いコトでしょう。何故か日曜日の恒例になってしまったセルフビルドシリーズですが、こういったまとまった休みを使うと作業が捗ることでしょうね
でもチョット気を付けなくちゃいけないのは、ホームセンターなんかで買えるモノの場合を除いて、資材を扱う材料屋さんも同じように休みってコトでしょうか・・・今では『DIYをしましょう!』って大々的に謳っている、大手ホームセンターがアチコチの街に有りますよね、って私も急に欲しいモノが出来ちゃった場合なんか、たまに資材調達に行ったりするんですが、特殊な部品やら材料なんてモノは当然あるはず無いですし、この材料がこんなにするの?なんて具合に結構な値段が付いていたりして、ビックリするコトがあります。
ビックリしちゃうと言えば、下地に使う木材なんかの値段には本当に驚かされることがありますね~
杉の『3寸角』(9cm角の事です)とか、『野縁』なんて呼ばれる3cmX4cm材なんか、私たちプロから見ても、へぇ~~って思える値段で売っていたりしますね・・・(笑)
特に下地に重宝し、尚且つ数が結構必要な『野縁』なんかの場合には、安いってのはとても魅力的な訳です・・・
でも、そういう材料って梱包用のPPバンドを切った途端にすごい勢いで『捩れちゃったり』『曲がっちゃったり』とても使えた物じゃ・・・(汗)皆さんどうしているんでしょうね?
実を言えば、私のところでも値段のコトだけならば、同程度の材料を用意するコトも出来るんですが、当然の事ながら、そんな材料は使えるはずも無く、たまに材料が欲しいって来ていただいた方には、上記の話を一通りさせていただく事にしています・・・
『短く切っちゃうから』 『仕上がりは気にしない』 『なるべく安く』なんて方には、大変申し訳ないんですが、某ホームセンターをお勧めしています(笑)
パッと見同じような材料が、私が普段使っている材料の『2/3程度の値段』で買えちゃうんですが、果たして、そういった部分の説明責任は私にあるのか?それとも某ホームセンターにあるのか??どっちなんでしょうかね・・・??
多くのセルフビルダーの方は、私たちと違って大概休日に作業を行うってコトに慣れてらっしゃるでしょうから、そんなに心配したことは無いのかもしれませんが・・・
さて前振りが長くなっちゃいましたから、本題は短めに・・・(笑)
2階のリビングの床は、Fさんが一番こだわった部分。3cmのタモ材を使った『朝鮮貼り』って呼ばれる貼り方をしています、当然セルフビルドです。
この下には、炭化コルクの断熱材と、銅管を使った床暖房が入っています。

床のアップです・・・ずいぶんブレブレですね(汗)
何気なく蝶蝶がアクセントになってます。

最後は玄関を入った場所にある土間です。簡単な食事をしたり、山野草のお手入れをしたりと、用途を選ばずに幅広く使う事が出来るスペースになっていて、まさに昔の民家にあった土間そのままの使い方をしていただいてます。先日コーヒーをご馳走になったのもここの場所です
この部分の1階は地下室のようになっていて、この土間もRC製の床スラブの上にあるんです
仕上はずいぶん悩みましたが、こんな材料で仕上させていただきました。
古民家の『三和土』(タタキと読みます)を表現したかったんですが、『スラブの上にある』事や、実はここにも床暖房が入っているので、本物の『三和土』は乾きすぎちゃって無理じゃない?ってあきらめた経緯があるんです。

後半はずいぶん駆け足になっちゃいました。
簡単に上辺だけを流しちゃいましたが、実は細かな事にすごくこだわりがあるんです、細かな部分に着いては日を改める事としましょうか・・・
◆朝鮮貼りは材料を有効活用できますね・・・
でもチョット気を付けなくちゃいけないのは、ホームセンターなんかで買えるモノの場合を除いて、資材を扱う材料屋さんも同じように休みってコトでしょうか・・・今では『DIYをしましょう!』って大々的に謳っている、大手ホームセンターがアチコチの街に有りますよね、って私も急に欲しいモノが出来ちゃった場合なんか、たまに資材調達に行ったりするんですが、特殊な部品やら材料なんてモノは当然あるはず無いですし、この材料がこんなにするの?なんて具合に結構な値段が付いていたりして、ビックリするコトがあります。
ビックリしちゃうと言えば、下地に使う木材なんかの値段には本当に驚かされることがありますね~
杉の『3寸角』(9cm角の事です)とか、『野縁』なんて呼ばれる3cmX4cm材なんか、私たちプロから見ても、へぇ~~って思える値段で売っていたりしますね・・・(笑)
特に下地に重宝し、尚且つ数が結構必要な『野縁』なんかの場合には、安いってのはとても魅力的な訳です・・・
でも、そういう材料って梱包用のPPバンドを切った途端にすごい勢いで『捩れちゃったり』『曲がっちゃったり』
実を言えば、私のところでも値段のコトだけならば、同程度の材料を用意するコトも出来るんですが、当然の事ながら、そんな材料は使えるはずも無く、たまに材料が欲しいって来ていただいた方には、上記の話を一通りさせていただく事にしています・・・
『短く切っちゃうから』 『仕上がりは気にしない』 『なるべく安く』なんて方には、大変申し訳ないんですが、某ホームセンターをお勧めしています(笑)
パッと見同じような材料が、私が普段使っている材料の『2/3程度の値段』で買えちゃうんですが、果たして、そういった部分の説明責任は私にあるのか?それとも某ホームセンターにあるのか??どっちなんでしょうかね・・・??
多くのセルフビルダーの方は、私たちと違って大概休日に作業を行うってコトに慣れてらっしゃるでしょうから、そんなに心配したことは無いのかもしれませんが・・・
さて前振りが長くなっちゃいましたから、本題は短めに・・・(笑)
2階のリビングの床は、Fさんが一番こだわった部分。3cmのタモ材を使った『朝鮮貼り』って呼ばれる貼り方をしています、当然セルフビルドです。
この下には、炭化コルクの断熱材と、銅管を使った床暖房が入っています。

床のアップです・・・ずいぶんブレブレですね(汗)
何気なく蝶蝶がアクセントになってます。

最後は玄関を入った場所にある土間です。簡単な食事をしたり、山野草のお手入れをしたりと、用途を選ばずに幅広く使う事が出来るスペースになっていて、まさに昔の民家にあった土間そのままの使い方をしていただいてます。先日コーヒーをご馳走になったのもここの場所です
この部分の1階は地下室のようになっていて、この土間もRC製の床スラブの上にあるんです
仕上はずいぶん悩みましたが、こんな材料で仕上させていただきました。
古民家の『三和土』(タタキと読みます)を表現したかったんですが、『スラブの上にある』事や、実はここにも床暖房が入っているので、本物の『三和土』は乾きすぎちゃって無理じゃない?ってあきらめた経緯があるんです。

後半はずいぶん駆け足になっちゃいました。
簡単に上辺だけを流しちゃいましたが、実は細かな事にすごくこだわりがあるんです、細かな部分に着いては日を改める事としましょうか・・・
◆朝鮮貼りは材料を有効活用できますね・・・
セルフビルドの家づくり『その4』
毎週日曜日はセルフビルドの日!?
実際、定年退職などで仕事をお持ちでない方じゃなければ、まさに週末ってのが、ある程度まとまって作業に当てられる唯一の時間になりますよね。
この日記は、『セルフビルドをやりました!』って日記じゃなく、『セルフビルドをお手伝いしました』ってコトを描いてありますので、お間違えのないように・・・(汗)
一言で『住宅のセルフビルド』って言っても、その形態は様々で、躯体から始まって殆どを自分で創る場合や、珪藻土や漆喰などの仕上げ部分だけを塗って仕上るってのも、『セルフビルド』になりますよね。もう一つ『ハーフビルド』なんて似たような言葉がありますが、何処までが『セルフビルド』で何処までが『ハーフビルド』なんでしょうね・・・
どちらの場合でも、実際に掛かる『コスト』を下げる効果があるのは、周知のコトと思いますし、出来上がった家に愛着を持てるだとか、メンテナンスも自分で出来ちゃったりするなど、将来に渡って良い事が沢山あるような気がします。
でもその反面、時間が掛かったり、お金だってそれなりに掛かる事も事実です。
会社にお勤めの方だとすれば、平日はもちろん仕事がある訳ですから、作業時間は会社から帰ってきた夜間か週末の休日しかない訳で、休みとなれば家族サービスや近所付き合いなどがあって、案外忙しかったりしますよね・・・
まあ、お金が掛かるってのは当然の事かもしれませんが、私が言いたいのは本来の目的を遂行するために必要となるもの以外の部分・・・
多分セルフビルドを検討されていらっしゃる方は、漆喰や珪藻土なんかで仕上げを考えていらっしゃると思いますが、高い場所の工事をしようと思えば、足場や脚立なんてものが必要ですし、コテや刷毛なんていう道具だって必要になってきます。
まあこれらの道具は、後からメンテナンスをしようって時にも活用できるモノですから、持っていて損はないのかもしれませんね。
さて先日から日曜日にご紹介している『Fさんのお宅』です。

リビングから吹き抜けとロフトを見上げてみました。
表しの桁と垂木は米松、天井と兼用の杉の野地板が見えます、断熱は野地板の上に(壁も)硬質ウレタンを貼った外張り断熱、当然気密テープなんかも貼ってあります。内壁はたしか『タナクリーム』だったと聴いた気がしますが、確認したわけじゃありません・・・(汗)
前記したように、このシリーズは『自分でセルフビルドしました』って日記じゃありませんから、実際の作業内容に興味がある方は、リンクを貼らせて戴きますのでそちらを参考にして下さい。
●構造はプロにお任せ。内装仕上やエクステリアをDIYで!
『丘ダイバーのトンカチ日記』『DIY壁塗り編』
●こちらは本格的!『ほぼ全て』セルフビルドで家を造っちゃった!
『ほぼセルフビルドふたりでつくった家・猫・暮らし』『セルフビルドの家 目次』
※お二方勝手にリンクしてスミマセン・・・(汗)
セルフビルドをお考えの方にとっては、私のブログを読むより、お二人の記事の方がきっと役に立ちますよ。

逆光+ブレブレ写真なのが恥ずかしい限りですが、これはキッチンを写したところ、写真に写っているアイランド型キッチンは全てFさんのお手製です。
何しろ奇襲攻撃をかけちゃったわけで、このくらいブレていた方がプライバシーの面からも良いってコトで・・・(汗)
ご意見・ご要望・ご質問のある方は◆◆こちら◆◆からお気軽にどうぞ
◆御自分の生活スタイルに合った施工計画を・・・(笑)
実際、定年退職などで仕事をお持ちでない方じゃなければ、まさに週末ってのが、ある程度まとまって作業に当てられる唯一の時間になりますよね。
この日記は、『セルフビルドをやりました!』って日記じゃなく、『セルフビルドをお手伝いしました』ってコトを描いてありますので、お間違えのないように・・・(汗)
一言で『住宅のセルフビルド』って言っても、その形態は様々で、躯体から始まって殆どを自分で創る場合や、珪藻土や漆喰などの仕上げ部分だけを塗って仕上るってのも、『セルフビルド』になりますよね。もう一つ『ハーフビルド』なんて似たような言葉がありますが、何処までが『セルフビルド』で何処までが『ハーフビルド』なんでしょうね・・・
どちらの場合でも、実際に掛かる『コスト』を下げる効果があるのは、周知のコトと思いますし、出来上がった家に愛着を持てるだとか、メンテナンスも自分で出来ちゃったりするなど、将来に渡って良い事が沢山あるような気がします。
でもその反面、時間が掛かったり、お金だってそれなりに掛かる事も事実です。
会社にお勤めの方だとすれば、平日はもちろん仕事がある訳ですから、作業時間は会社から帰ってきた夜間か週末の休日しかない訳で、休みとなれば家族サービスや近所付き合いなどがあって、案外忙しかったりしますよね・・・
まあ、お金が掛かるってのは当然の事かもしれませんが、私が言いたいのは本来の目的を遂行するために必要となるもの以外の部分・・・
多分セルフビルドを検討されていらっしゃる方は、漆喰や珪藻土なんかで仕上げを考えていらっしゃると思いますが、高い場所の工事をしようと思えば、足場や脚立なんてものが必要ですし、コテや刷毛なんていう道具だって必要になってきます。
まあこれらの道具は、後からメンテナンスをしようって時にも活用できるモノですから、持っていて損はないのかもしれませんね。
さて先日から日曜日にご紹介している『Fさんのお宅』です。

リビングから吹き抜けとロフトを見上げてみました。
表しの桁と垂木は米松、天井と兼用の杉の野地板が見えます、断熱は野地板の上に(壁も)硬質ウレタンを貼った外張り断熱、当然気密テープなんかも貼ってあります。内壁はたしか『タナクリーム』だったと聴いた気がしますが、確認したわけじゃありません・・・(汗)
前記したように、このシリーズは『自分でセルフビルドしました』って日記じゃありませんから、実際の作業内容に興味がある方は、リンクを貼らせて戴きますのでそちらを参考にして下さい。
●構造はプロにお任せ。内装仕上やエクステリアをDIYで!
『丘ダイバーのトンカチ日記』『DIY壁塗り編』
●こちらは本格的!『ほぼ全て』セルフビルドで家を造っちゃった!
『ほぼセルフビルドふたりでつくった家・猫・暮らし』『セルフビルドの家 目次』
※お二方勝手にリンクしてスミマセン・・・(汗)
セルフビルドをお考えの方にとっては、私のブログを読むより、お二人の記事の方がきっと役に立ちますよ。

逆光+ブレブレ写真なのが恥ずかしい限りですが、これはキッチンを写したところ、写真に写っているアイランド型キッチンは全てFさんのお手製です。
何しろ奇襲攻撃をかけちゃったわけで、このくらいブレていた方がプライバシーの面からも良いってコトで・・・(汗)
ご意見・ご要望・ご質問のある方は◆◆こちら◆◆からお気軽にどうぞ
◆御自分の生活スタイルに合った施工計画を・・・(笑)
セルフビルドの家づくり『その3』
前回の日記で外部を紹介した『Fさんお宅』
私が手伝わせて戴いたのは『躯体』・『屋根や外壁』・『設備』ですって事でした。
一階の外壁に貼った『焼き杉板』も年月を重ね、好い感じで風合いを増していました。
前回の日記に興味のある方はこちら
何しろ奇襲攻撃だったものでWeb内覧会って訳にはいきませんが、いつもお邪魔して美味しい珈琲を御馳走になるラインを越して、久しぶりに内部を拝見してきましたので、今日はいよいよ家の内部へ入って行くとしましょうか・・・(汗)
8畳ほどの広い玄関土間(いつも珈琲はここで御馳走になります)からメインのLDKに入ると目に飛び込んでくるのがこの景色
建築用語で『借景』なんて言葉がありますが、真ん中にFixの大きなガラスが入り、上下に引違い窓ってお洒落な窓は『Fさん』が手塩にかけたセルフビルドの木製サッシ!!

ん・・・?
何か足りなくない??
セルフビルドだから??
そうは言ってももう8年も経つんですけど・・・
良く見るとこの窓にはカーテンやブラインドの類が全く付いてないのが判るでしょうか・・・この窓からは建築物はおろか道路や橋などといった余計な人工物は殆ど視界に入って来ません。
ようするに視線を遮る必要がないので、余計なものは必要ないって事なんです!
ある意味、この立地条件だからこそできる贅沢なんでしょうね・・・
せっかくですから、もうチョット窓に寄って見ましょうか

こうして目の前に迫ってくる景色は、季節折々に自然の美しさと雄大さを私たちに見せてくれます。チョット残念なのは、最近撮ったものではなく、3月末の写真だって事・・・
きっと今なら山桜や辛夷の花が咲き競い、樹々の芽吹きもそろそろ始まって、色鮮やかになっている事でしょうね~~

Fさんが手塩にかけてセルフビルドしてくれた窓に寄ってみました。
外壁と絡む枠材の材料は、『Fさん』が長年ストックしてあった『タモ材』を施主支給していただき、『戸じゃくり加工』などをして組み立てて有ります。ガラス以外は枠からレールに至るまでほぼ100%木製にこだわって造ってあるんですが、8年経った今でも造りもしっかりしています。
部分的に真空ペアガラスの『スペーシア』や一般的なペアガラスを手配させていただきましたが、何せ建具はセルフビルド・・・
冬の間の躯体工事に『枠』は入っているものの、建具が無いって言うのには少しだけ閉口しちゃいました・・・(だって寒いんですもん・・・笑)
窓の役目は、景色を楽しんだり通風・採光って面も大切ですが、もう一つの役割としてしっかりと風雨を防いでくれなくっちゃならない訳で、枠の納めや建具との取り合い部分・雨対策などには随分と頭を悩ませて、何度と無く打ち合わせをした事を今でも覚えています・・・
何しろ枠は私の担当でしたが、建具はセルフビルド・・・コラボレーションって言えば聴こえは良いでしょうけど、『造る手』が変わると、思わぬトラブルがあったりするので、間取りプランを練るのと変わらない位、この辺の打ち合わせが何度と無く繰り返されましたね~~
冬の間氷点下になるのは当たり前って土地柄ですが、窓の脇には奥さんが手入れしながら冬を越した植物が置かれて、冬枯れの景色に彩を添えていました。
◆セルフビルドとハーフビルド・・・Fさんちはどっちなんだろう?
私が手伝わせて戴いたのは『躯体』・『屋根や外壁』・『設備』ですって事でした。
一階の外壁に貼った『焼き杉板』も年月を重ね、好い感じで風合いを増していました。
前回の日記に興味のある方はこちら
何しろ奇襲攻撃だったものでWeb内覧会って訳にはいきませんが、いつもお邪魔して美味しい珈琲を御馳走になるラインを越して、久しぶりに内部を拝見してきましたので、今日はいよいよ家の内部へ入って行くとしましょうか・・・(汗)
8畳ほどの広い玄関土間(いつも珈琲はここで御馳走になります)からメインのLDKに入ると目に飛び込んでくるのがこの景色
建築用語で『借景』なんて言葉がありますが、真ん中にFixの大きなガラスが入り、上下に引違い窓ってお洒落な窓は『Fさん』が手塩にかけたセルフビルドの木製サッシ!!

ん・・・?
何か足りなくない??
セルフビルドだから??
そうは言ってももう8年も経つんですけど・・・
良く見るとこの窓にはカーテンやブラインドの類が全く付いてないのが判るでしょうか・・・この窓からは建築物はおろか道路や橋などといった余計な人工物は殆ど視界に入って来ません。
ようするに視線を遮る必要がないので、余計なものは必要ないって事なんです!
ある意味、この立地条件だからこそできる贅沢なんでしょうね・・・
せっかくですから、もうチョット窓に寄って見ましょうか

こうして目の前に迫ってくる景色は、季節折々に自然の美しさと雄大さを私たちに見せてくれます。チョット残念なのは、最近撮ったものではなく、3月末の写真だって事・・・
きっと今なら山桜や辛夷の花が咲き競い、樹々の芽吹きもそろそろ始まって、色鮮やかになっている事でしょうね~~

Fさんが手塩にかけてセルフビルドしてくれた窓に寄ってみました。
外壁と絡む枠材の材料は、『Fさん』が長年ストックしてあった『タモ材』を施主支給していただき、『戸じゃくり加工』などをして組み立てて有ります。ガラス以外は枠からレールに至るまでほぼ100%木製にこだわって造ってあるんですが、8年経った今でも造りもしっかりしています。
部分的に真空ペアガラスの『スペーシア』や一般的なペアガラスを手配させていただきましたが、何せ建具はセルフビルド・・・
冬の間の躯体工事に『枠』は入っているものの、建具が無いって言うのには少しだけ閉口しちゃいました・・・(だって寒いんですもん・・・笑)
窓の役目は、景色を楽しんだり通風・採光って面も大切ですが、もう一つの役割としてしっかりと風雨を防いでくれなくっちゃならない訳で、枠の納めや建具との取り合い部分・雨対策などには随分と頭を悩ませて、何度と無く打ち合わせをした事を今でも覚えています・・・
何しろ枠は私の担当でしたが、建具はセルフビルド・・・コラボレーションって言えば聴こえは良いでしょうけど、『造る手』が変わると、思わぬトラブルがあったりするので、間取りプランを練るのと変わらない位、この辺の打ち合わせが何度と無く繰り返されましたね~~
冬の間氷点下になるのは当たり前って土地柄ですが、窓の脇には奥さんが手入れしながら冬を越した植物が置かれて、冬枯れの景色に彩を添えていました。
◆セルフビルドとハーフビルド・・・Fさんちはどっちなんだろう?
セルフビルドの家づくり『その2』
皆さん一週間のご無沙汰でした
先週の日曜日にアップした『Fさん宅へ奇襲攻撃』をしちゃいましたって記事の続きです・・・(汗)
先週は、『躯体』・『屋根や外壁』・『設備』までをさせて頂き、4年後・8年後の家の成長を定点観測?的に観て頂きました。(アングルが違ってよく判らないでしょうけど・・・汗)
今から8年前って言うと、今でも思い出すのは丁度このFさん宅の工事をさせて頂いた年は、記録的な大雪が降ったって事ですかね~
このFさんの現場も例外ではなく、会社スタッフ総出で、丸1日かけて現場の雪かきをした事を、今でも昨日の事のように思い出します・・・何しろその時に降った雪ときたら、多い場所では1メートルに迫ろうって量でしたから、現場に出かけることも出来ず、会社の雪かきや雪下ろし・雪の片付に2~3日!!他の客さんのお宅でも、雪下ろしなどを頼まれちゃったもので、1週間の殆どを雪との格闘に費やしたように記憶しています・・・
写真をご覧頂くとなんとなく判ると思うんですが、Fさん宅は豊かな自然に囲まれた場所・・・(汗)
全く周りに人家が無いって訳じゃ無いんですが、村道からのアプローチが数100メートルあるんです・・・加えて標高も900メートルほどありますから、降った雪の量も半端じゃありませんでした。
その時は木工事の真っ最中、雪をかかなくっちゃ現場にも入れないし、材料だって入れられないって訳で、現場の中をほぼ1日かけて雪かきをしたんですが、その際、汗を流し、疲れを癒しに行ったのが、先日紹介した『鹿塩温泉』って訳なんです・・・
余談が過ぎるのは私の悪い癖ですね・・・本題に行く前に時間切れになっちゃいそうです・・・
下の写真は先日紹介したアングルから、もうチョット寄った場所からのモノです、8年前に除雪に活躍してくれたタッキー号が何気に写っています・・・まだ言うか~~(汗)

下の写真は先日の使いまわしです・・・
玄関がある東側からの写真ですが、この2枚の写真を見ると判るでしょうかね・・・
F邸の敷地は傾斜地なので、玄関は2階にあるんです、先日の写真を見ると2階建ての建物に見えるかもしれませんが、実は2階建て+ロフト的な構造になっています(実際は法律的にも構造的にも3階建てですが・・・)

随分引っ張っちゃいましたが、此処でF邸の基本仕様をお知らせしなくちゃ話が進みませんかね・・・
基本構造
躯 体:木造軸組み構造一部RC構造(鉄筋コンクリート)
断 熱:硬質ウレタン50ミリ外張り
床面積:1 F 115.85㎡(35坪)
2 F 115.85㎡(35坪)
ロフト 56.30㎡(17坪)
外部仕上げ及び仕様
屋 根:ガルバリウム鋼板長尺一文字葺き(一部に秘密あり・・・)
外 壁:焼き杉板+珪藻土塗り(四国化成 珪藻ファームコート)
開口部:木製サッシ(枠:タモ材)
内部仕上げ及び仕様
床 :セルフビルド
壁 :セルフビルド
天 井:セルフビルド
建 具:セルフビルド
ってな具合で、内部は殆どセルフビルドのオンパレード・・・
窓枠の字だけ色文字にしたのにも訳があったりするんですが、その辺りは内部編と合わせて次回へ続きます・・・
屋根についてもチョット秘密があったりするので、もしかしたら後日追記・・・?
◆この分だと毎週日曜日はしばらくセルフビルドの日になりそう・・・(汗)
先週の日曜日にアップした『Fさん宅へ奇襲攻撃』をしちゃいましたって記事の続きです・・・(汗)
先週は、『躯体』・『屋根や外壁』・『設備』までをさせて頂き、4年後・8年後の家の成長を定点観測?的に観て頂きました。(アングルが違ってよく判らないでしょうけど・・・汗)
今から8年前って言うと、今でも思い出すのは丁度このFさん宅の工事をさせて頂いた年は、記録的な大雪が降ったって事ですかね~
このFさんの現場も例外ではなく、会社スタッフ総出で、丸1日かけて現場の雪かきをした事を、今でも昨日の事のように思い出します・・・何しろその時に降った雪ときたら、多い場所では1メートルに迫ろうって量でしたから、現場に出かけることも出来ず、会社の雪かきや雪下ろし・雪の片付に2~3日!!他の客さんのお宅でも、雪下ろしなどを頼まれちゃったもので、1週間の殆どを雪との格闘に費やしたように記憶しています・・・
写真をご覧頂くとなんとなく判ると思うんですが、Fさん宅は豊かな自然に囲まれた場所・・・(汗)
全く周りに人家が無いって訳じゃ無いんですが、村道からのアプローチが数100メートルあるんです・・・加えて標高も900メートルほどありますから、降った雪の量も半端じゃありませんでした。
その時は木工事の真っ最中、雪をかかなくっちゃ現場にも入れないし、材料だって入れられないって訳で、現場の中をほぼ1日かけて雪かきをしたんですが、その際、汗を流し、疲れを癒しに行ったのが、先日紹介した『鹿塩温泉』って訳なんです・・・
余談が過ぎるのは私の悪い癖ですね・・・本題に行く前に時間切れになっちゃいそうです・・・
下の写真は先日紹介したアングルから、もうチョット寄った場所からのモノです、8年前に除雪に活躍してくれたタッキー号が何気に写っています・・・まだ言うか~~(汗)

下の写真は先日の使いまわしです・・・
玄関がある東側からの写真ですが、この2枚の写真を見ると判るでしょうかね・・・
F邸の敷地は傾斜地なので、玄関は2階にあるんです、先日の写真を見ると2階建ての建物に見えるかもしれませんが、実は2階建て+ロフト的な構造になっています(実際は法律的にも構造的にも3階建てですが・・・)

随分引っ張っちゃいましたが、此処でF邸の基本仕様をお知らせしなくちゃ話が進みませんかね・・・
基本構造
躯 体:木造軸組み構造一部RC構造(鉄筋コンクリート)
断 熱:硬質ウレタン50ミリ外張り
床面積:1 F 115.85㎡(35坪)
2 F 115.85㎡(35坪)
ロフト 56.30㎡(17坪)
外部仕上げ及び仕様
屋 根:ガルバリウム鋼板長尺一文字葺き(一部に秘密あり・・・)
外 壁:焼き杉板+珪藻土塗り(四国化成 珪藻ファームコート)
開口部:木製サッシ(枠:タモ材)
内部仕上げ及び仕様
床 :セルフビルド
壁 :セルフビルド
天 井:セルフビルド
建 具:セルフビルド
ってな具合で、内部は殆どセルフビルドのオンパレード・・・
窓枠の字だけ色文字にしたのにも訳があったりするんですが、その辺りは内部編と合わせて次回へ続きます・・・
屋根についてもチョット秘密があったりするので、もしかしたら後日追記・・・?
◆この分だと毎週日曜日はしばらくセルフビルドの日になりそう・・・(汗)
セルフビルドの家づくり【その1】
随分間が開いちゃいましたが、美味しい珈琲を御馳走になりながら、いろんな話に花が咲いちゃったっって言うのは、もう先週の日曜日の話です・・・
『今さっき帰ってきたところやねん・・・』
何でも近くに落語家の高座が開かれていたんだとかで、帰宅したばかりの所へ奇襲攻撃をかけちゃって申し訳ないやら・・・突然の訪問にも関わらず、お言葉に甘えて本当に長い時間お邪魔しちゃいました。
実際に顔を見るのはお互いに久しぶりでしたから、話に花が咲くのは当然なのかもしれませんねぇ~
でも、話の内容が普通の施主と工務店の関係とはちょっと違うのところ・・・
前回の日記にも描かせていただきましたが、『Fさんのお宅』は『躯体』と『屋根や外壁』『設備』って部分だけ工事に携わらせて頂いたものの、その他の工事はほぼFさんご自身によるセルフビルドなんです。
当社で躯体部分の工事をさせて戴いたのが2000年の秋~2001年の春にかけてでしたから、工事が終わったのが今から8年ほど前って事になるでしょうかねぇ~~
当時、ブログを始めていればご紹介していたでしょうし、写真だってたくさん撮ったでしょうが、昔のファイルを探してみてもそれらしいものはありませんでした。辛うじて携帯電話で撮った外観写真が1枚だけあったのでアップしておきましょうか。

写真の撮影月日を見ると、04年3月29日ってなっていましたから、躯体工事をさせて頂いてから、3年程経過した頃の写真のようです。
携帯電話のレンズのせいなのか、端っこに歪みがあったり、画素数も粗めな気がしますが、何せ昔の写真なので御容赦下さいね・・・
若干振っていますが、概ね写真の左側が南・右が北・手前が東って感じになりますが、工事から3年程経っても、ブルーシートが掛けられているのが写っています。
確かこの時点では、内部も石膏ボードのまま・・・床も捨て貼りのままだったような気がしますねぇ~~
偶然にも今日は3月29日
下の写真は先日撮ってきたものです、角度が違うのが残念ですが、当然あのブルーシートはすでになく、替わりにW.D.の手すりが出来上がっていました(笑)
私が担当させて戴いた工事が完了してから8年程・・・
『概ね!?』完成に近付いたようですが、まだまだって部分が沢山残っているようでした・・・(笑)

◆次回に続きます・・・
『今さっき帰ってきたところやねん・・・』
何でも近くに落語家の高座が開かれていたんだとかで、帰宅したばかりの所へ奇襲攻撃をかけちゃって申し訳ないやら・・・突然の訪問にも関わらず、お言葉に甘えて本当に長い時間お邪魔しちゃいました。
実際に顔を見るのはお互いに久しぶりでしたから、話に花が咲くのは当然なのかもしれませんねぇ~
でも、話の内容が普通の施主と工務店の関係とはちょっと違うのところ・・・
前回の日記にも描かせていただきましたが、『Fさんのお宅』は『躯体』と『屋根や外壁』『設備』って部分だけ工事に携わらせて頂いたものの、その他の工事はほぼFさんご自身によるセルフビルドなんです。
当社で躯体部分の工事をさせて戴いたのが2000年の秋~2001年の春にかけてでしたから、工事が終わったのが今から8年ほど前って事になるでしょうかねぇ~~
当時、ブログを始めていればご紹介していたでしょうし、写真だってたくさん撮ったでしょうが、昔のファイルを探してみてもそれらしいものはありませんでした。辛うじて携帯電話で撮った外観写真が1枚だけあったのでアップしておきましょうか。

写真の撮影月日を見ると、04年3月29日ってなっていましたから、躯体工事をさせて頂いてから、3年程経過した頃の写真のようです。
携帯電話のレンズのせいなのか、端っこに歪みがあったり、画素数も粗めな気がしますが、何せ昔の写真なので御容赦下さいね・・・
若干振っていますが、概ね写真の左側が南・右が北・手前が東って感じになりますが、工事から3年程経っても、ブルーシートが掛けられているのが写っています。
確かこの時点では、内部も石膏ボードのまま・・・床も捨て貼りのままだったような気がしますねぇ~~
偶然にも今日は3月29日
下の写真は先日撮ってきたものです、角度が違うのが残念ですが、当然あのブルーシートはすでになく、替わりにW.D.の手すりが出来上がっていました(笑)
私が担当させて戴いた工事が完了してから8年程・・・
『概ね!?』完成に近付いたようですが、まだまだって部分が沢山残っているようでした・・・(笑)

◆次回に続きます・・・
美味い珈琲

鹿塩温泉で温まったタッキー一家の次の目的地は、ある一軒のお宅・・・
実を言うと随分ご無沙汰しちゃってたんですが、突然訪問した私たちを温かく迎えてくれました。
『あれ~~どうしたの??』ってのが第一声・・・(汗)去年の秋に電話では話をしたものの、顔を見て話をするのは本当に久しぶりになりますね。
写真は旦那さんが珈琲を入れてくれているところなんですが、実はこの珈琲がとっても美味しい、こだわりの珈琲なんですよ!
お邪魔するつもりも、珈琲を御馳走になるつもりも無かったんですが(本当ですよ・・・汗)、『珈琲でも飲んで行かヘンカ~~』なんて言ってくれたもので、図々しくもお言葉に甘えて・・・
久しぶりに御馳走になったんですが
この珈琲香りが最高!
そして・・・
雑味が無いって言うか・・・?
すっきりしているって言うか・・・?
苦味が無いわけでなく・・・
酸味だって・・・
・・・私の拙い文章力じゃ表現できませんねぇ(汗)
ここではあまり詳しい事は描けませんが、実はこの珈琲、Fさんが定期的に生のコーヒー豆を仕入れては、ご自分でローストしている本格的なもの・・・
本来ならお金を払ってじゃなきゃ飲めない代物なんです・・・
このときだって、さぁ~~入れるぞ!って段取りをしてから、珈琲豆をミルで挽いてくれてましたから、その間に、家の中をうろうろさせてもらっちゃいました・・・(汗)
実はこのFさん宅は、以前ハーフビルド?で躯体と外部工事まで関わらせて戴いて建てた建物なんです
本当の目的は、建てさせて戴いた建物が、その後どうなっているのか?どんなふうに暮らしていらっしゃるのか?観に行く事だったんです。
何枚か写真を撮らせていただいて来たので、明日はそれを紹介してみたいと思います。
◆とっても美味しい珈琲と、楽しい会話・・・
ユキノシタ。
きれいな名前ですね。
白い肌の女性をイメージしてしまいました!
↓
ドクダミは、私はなかなかなれません~
ぽちっ元単身赴任のYH焼き杉「焼き杉の浮作り」を張りたかった 古い板の間の床が凹んで、壊れそうだったので、2年ほど前に床を剥がして土間にリフォームしていただきました。土間の端の方だけ板を貼ってもらったのですが、ラッカーを☘雑草Z☘麦秋No titleこんにちは。
ストローってそういう意味なんですね。
知りませんでした。
麦わらのストロー、やってみたいです!
ぽちっ元単身赴任のYH麦秋麦わら世代わたしも子どもの頃麦わらをストローとして使いました。
また麦わらで何かを編んで作った記憶もあります。wagtail麦秋雑草Zさんへ麦わらは稲わらと似ていますが、中の空洞が大きくて、わら自体ももう少ししっかりしていた記憶があります、一度お試しください
ヤギの乳は農家の方からの頂き物です、残念たっきー焼き杉雑草Zさんへ先人の知恵は素晴らしいですね。
ご要望に応じて作らせて頂いておりますが、なかなか手間が掛かるんですよ
それから火を使うので、焼き加減とか難しいんですたっきー焼き杉tamaさんへ想像していた物と一緒でしたか、それは良かったです、焼いたままの焼き杉の板を使われる場合もあるようですが、ワタシは磨いてから使うようにしていますたっきー山紫水明雑草Zさんへ頗るって漢字が読めずに調べてしまいました・・・
お褒めの言葉ありがとうございます、風が穏やかな早朝や夕方なら、こうした写真を撮るのはそう難しい事ではないかと思いたっきーJapanese mini truckYHさんへ街角で軽トラを見つけて驚きました
日本独自の規格なんだそうで、コンパクトで使いやすく世界で人気があるらしいです
でも、アイルランドで私が遭遇した軽トラックはこのたっきーお田植えwagtailさんへ今年のお田植えは家族の全面協力のおかげでしたたっきー麦秋本物の麦わらで牛乳やヤギの乳が飲めるんですね! プラスチック製のものは、ただ細くて真っ直ぐだから「ストロー」って言うのかと思っていましたが、麦わらも実際に中が空洞になっていてプラスチックのストローのように液☘雑草Z☘山紫水明文字通り「山紫水明」ですね。 田んぼの水面がこんなに澄んでいるような写真を撮れるものですね!?
きれいに山が映っていて、湖のようです。
頗るいい風景で、感動を呼びます。☘雑草Z☘焼き杉「焼き杉の浮作り」と言うのですね!? これで、防虫効果、防腐効果があるわけですね。昔の人の知恵ですね。
そして、この様に美しく仕上げるたっきーさんの技術力!
私にはその技術力がありません。
ラッカー☘雑草Z☘焼き杉No titleおはようございます
焼き杉!これですね。思っていたとおりの焼き杉でした。
年輪が浮き上がって何とも言えない味わい!
良い物を見せてもらいました。
ありがとうございまtamaJapanese mini truckNo titleこんばんは。
アイルランドに軽トラ!
へ~、です。
軽自動車は国内でしか走っていないと思ってました。
なんかうれしい写真です。
ぽちっ元単身赴任のYHお田植え早苗田んぼ田植えが無事終わり、ほっとされていることでしょうね。
早苗が植えられた田んぼに映り込む緑の木々と晴れ渡った青空、
風情が感じられる風景です。wagtail黄金週間YHさんへこうして見ると、餡かけみたいにも見えますね、でもこれ、至ってシンプルな中華そばなんです、並、大盛り、チャーシュー麺、メンマ麺のシンプルメニューです。岐阜に本店がたっきー八十八夜wagtailさんへ私たちのご先祖様は、本当に豊かな感性を持っていたんだなぁ〜と実感します、四季折々に変化する日本の気候の影響も大きく影響しているのかと想像します。いつまでも美しいたっきー製材工場YHさんへ大鋸屑、鉋屑
昔は大切な資源として活用されていたのに、いつからか産業廃棄物まがいの扱いを受けるような時代になってしまいました
そりゃ、スイッチポンの文化生活を経たっきー土手草刈り雑草Zさんへ実はこの日記、雑草Zさんの事が頭に浮かんで書きました・・・
信州伊那谷と会津地方とは、地形や風土が似ている部分が多いそうですから、きっとツリガネニンジンも生えてたっきー土手草刈りYHさんへ私なんて、食べられる植物をほんの少しだけ教えてもらっただけでして、全く知らないに等しいかと思います
色気より食い気
情報収集の動機付けにはもってこいかと思いますたっきーねんぶる雑草Zさんへいつもコメントありがとうございます。
コメントいただきながら、コメントバックをご無礼しておりましたが、できる範囲で頂いたコメントにお返事させて頂く事を再開しようたっきー新築住宅YHさんへ彼らは人間の生活圏で暮らしている事を実感できました、一番人が通ったりする玄関ドアのすぐ脇に営巣してました。
その後は反対側に・・・
縁起が良いなんて言いますし、たっきータタリsakuyaさんへありがとうございます
定期開催にしますかね〜
でも、週刊月刊は厳しそうなので季刊くらいにしときましょうかね・・・
長らくお休みさせていただきましたコメントへのおたっきーカブ友八木さんへうおっと〜
本名で来ましたね!
訪ねていただきありがとうございました♪
第一回オオトシミーティングは失礼しましたが、第二回はぜひよろしくお願いしますたっきーカブ友YHさんへカブが取り持つご縁でしょうか
確かYHさんの息子さんもカブで帰省された事がありましたよね
今、とてもカブは人気があるんですよたっきーお田植えYHさんへおかげ様で無事にお田植えが済みました。
我が家の田んぼはほぼ直接中央アルプスの雪解け水を引き込んでいるので、水路の水はホントに冷たいです
今年は家族の大協力のおたっきー焼き杉tamaさんへコメントありがとうございます
街の風景としての製材工場、たまに同年代から上の方から似たようなお話しを聞くことがあります。
私の幼い頃は製材機の音が遠くから聞こえたっきーお田植えNo titleおはようございます。
田植えが完了ですね。
お疲れさまでした。
水は冷たくなかったですか?
実りの秋が楽しみですね!
ぽちっ元単身赴任のYH焼き杉No titleありがとうございました。
黒い中にも年輪がすじになって見えるかなって。
私は長野市出身で、子供の頃通学路の側に製材所があり、トラックで大きな材木を運んで来たのを下tama