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環境に優しい暮らし【完結編?】


地球温暖化を抑制するには、様々な取り組みが必要になります。

でも最初から一人の人間が全ての事に取り組むなんて不可能な事です。
一人一人が出来る事から少しづつ取り組む事が大切ではないでしょうか?
皆さんご存知のように植物は二酸化炭素を吸収して育ちます、温暖化ガスを吸収してくれる木を育てるのも、温暖化抑制に貢献する一つの方法ではないでしょうか・・・

私はブログ記事を書くだけでバーチャルの樹が育ち、サイトと提携しているNGOが実際に世界の国に植樹をしてくれるグリムスに登録しています。
少しづつ大きくなってきましたが、まだまだこれからって感じです・・・

私が勝手に始めた『環境に優しい暮らしシリーズ』はめでたく?20回を持って一区切りとしたいと思いますが、グリムスの方は私がブログの日記を書き続ける限り少しづつ成長してくれることでしょう。

私は建築屋ですから、このシリーズで家づくりの視点から、地球温暖化の防止と快適な空間づくりのようなことを書かせて頂いたつもりです。
前回も書きましたが、家づくりにはこれが正解って言う一つの答えは有りませんし、ここで私が出すものでもありません・・・

家づくりは、住む人が主役であって、私たち建築屋はそのお手伝いをさせて頂くに過ぎませんし、建ててしまえば終わりと言うものでもありません。
住まいは住む人とともに成長していくものです。
手入れをしたり、ライフスタイルの変化によってはリフォームをしたりする事で、大切な家の寿命は格段にアップしていく事でしょう。

職人が作った履き心地の良い靴は、オイルを塗ったり底を張り替えたりする事で、何十年も使う事が出来ますよね?
でも、見た目は同じでも、安い靴はオイルを塗る必要の無い合成皮革に、磨り減ってしまうと補修の効かない合成ゴム・・・

職人が造った履き心地の良い靴は、一つ一つのパーツがしっかりと厳選され、手入れをする事で体に良く馴染みますし、万が一痛んでしまってもパーツを交換する事で、また靴としての機能を発揮してくれます。

靴と住宅を単純に比較してはいけないかも知れませんが、まるで住宅の縮図を見ているような話だと思いませんか?

それぞれのパーツを厳選し相性を良く考えて造られた建物は、愛情深くお手入れをする事で、その人の暮らしに馴染んで、住む人と一緒に成長してくれる事でしょう。

◆書きたい事はまだまだたくさんあるのに・・・(汗)
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大量消費・大量生産の時代は終わりました
本当に良い物を手入れをしながら長く使う事が、地球環境にも優しいんじゃないでしょうか?

このシリーズの一区切りとして、最後に一つだけ・・・
様々な考え方があると思いますが、
地球の資源は有限です・・・
私たちの暮らしは多くを化石燃料などに依存しているのは事実です。
以前ブログを通じて知り合ってコメントなどを交換させていただいている『あぶりしゃけさん』がこんな記事を書いていらっしゃいました。

私自身、最初はオール電化って結構お得で、環境にも優しいんじゃないかって思っていました。
でも少しだけ・・・
チョットだけ考えてみてください・・・
核廃棄物の問題・・・
発電所から排出される廃熱の問題・・・
火力発電所から出されるCO2の問題・・・
巨大ダムを使った発電所が与える水質問題・・・

今思い浮かべただけでもこんなにたくさんの問題が出てきます・・・
環境に優しいって言われる太陽光発電も、製造時に膨大なエネルギーが必要になるために、思いのほか環境に負荷が掛かっていると以前聞いたことがあります・・・

じゃあオール電化は環境に優しくないの?って考えてしまうのも少し短絡過ぎるかも知れません・・・
私はこう思います・・・
オール電化住宅には素晴らしい可能性が秘められているって。

例えばバイオマスから、効率よく電気を取り出す燃料電池や、
私の町で計画されているようなミニ水力発電所や風力発電などなど、
環境に大きな影響を与える事のない発電所が出来て、
オール電化住宅に供給される事が出来れば
きっと環境にも優しく、快適な暮らしが実現する事でしょう。

こんな事を書いておきながらリンクするのも失礼かも知れませんが、私が良くお邪魔する『いい会社ってどんなだろう』を書いていらっしゃるsennjyou3033さんをこんなところで発見してしまいました・・・

新聞記事のリンクですからご本人からお叱りを受ける事はないと思いますが、
太陽光発電などの新しいエネルギー装置を設置するって言うことは、使う人の意識を変えていくんですよね・・・

今日はこんなに発電しているって嬉しくなったり大笑い
こんなに発電したのに今月はこんなに使っちゃった~~号泣
なんて具合に省エネへの意識が高まるって言います。
現実の費用対効果を考えると、
ペイするのには随分と時間が掛かってしまいますが、
私も予算が有ったら考えて見たい装置の一つです。

◆実は書きたい事がまだ有るんですが・・・(汗)
長いシリーズにお付き合いいただきありがとうございました。
これにて『環境に優しいシリーズ暮らしシリーズ』はひとまず完結?です。




◆人類の歩む途・・・
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環境に優しい暮らし【13】


チョット変わった夕焼け雲の写真・・・
実は一昨日の写真なんですがアップしてみます。
左は越百山、右は千涯嶺?だと思います・・・
そして中央にV字?Y字型の雲
右側には飛行機雲が伸びていました・・・判りますかネ?
近くで見ると巨大な飛行機ですが
こうしてみると、所詮人間の力など自然の前では、とてもちっぽけに見えてきます・・・

今までいろんな事を『環境に優しい暮らしシリーズ』で書いてきました。
しかし信州の片田舎に住む私個人の考えですから、全ての方にとって正解では無いと思いますが、何か1つでも参考になる事があったのなら幸いです。

家を造ると言う事は、暮らしを創るということだと私は思います。
物事を考えるときには、『5W1H』を考えると判りやすいって言われます
ご存知でしょうが・・・
When・・・(いつ)
Where・・・(どこで)
W
ho・・・(だれが)
What・・・(なにを)
Why・・・(なぜ)
How・・・(どのように)

家づくりを考える場合にも当然のように当てはまる事で、『お気に入りの場所で、将来にわたって、家族が笑顔で暮らせるために、etc・・・』ってな具合に考えていけば良い訳です。

そしてもう一つ加えて『5W2H』なんて考え方もあります・・・
最近ではそれが優先される場合もあるかと思いますが、ご存知ですか?
How Much・・・(いくらで)・・・
確かに予算があっての事ですから、大切な部分ではあるのは確かです。
実際に家づくりを考えるとき、これだけの予算で、この位の広さが欲しい・・・
私もよく言われる言葉なんです。

でもここでチョットだけ考えて欲しい事があります。
これまで我々は
いかに快適に、いかに使いやすくと言った事ばかりを追求してきました
ここに、環境に優しくって言うキーワードを加えて欲しいって事です。
そう難しく考える事は有りません・・・

ゴミの分別回収をする事もそうでしょう・・・

省エネの家づくりもそうでしょう・・・

地域の木を使う事もそうでしょう・・・

長寿命の家を造る事もそうでしょう・・・

まだまだたくさんありますが、挙げだしたらキリがなくなってしまいます・・・
全てを網羅する事ができれば最高かもしれませんが、皆さんが家を考えるときに、何処か頭の片隅にでも置いてほしいんです。

分別して出せば資源になるものも、ごちゃ混ぜで出せばゴミになってしまいます。
ゴミを分別しようと思うと、思いのほか場所が必要になるものです。

省エネの家づくりには、自然のチカラを上手く取り入れるプラン創りと、断熱材の使用は欠かせません。

地域の木を使った家づくりは、私たちの身近な山や川や海を守る事につながります。
薪ストーブなどの薪も立派なバイオ燃料ですよね。

大切な家も解体すれば最後は産業廃棄物になってしまいます。
長寿命の家を造ることは、ゴミの減量にもつながります。
一般的にヒノキ等の木材が建築用材になるまでに60年~70年かかります。
今までの日本の住宅の寿命は30年~35年と言われていましたが、木材よりも寿命の短い家を造っていては、森林資源の枯渇は目に見えています・・・

現在多くの国から輸入される木材ですが、日本では当たり前の植林って行為が行われないそうです。

過剰な伐採によって丸裸になったツンドラ地帯では、今まで樹木によって日が当たらなかった地表に太陽光が当たり、地球温暖化と相まって永久凍土が溶けています。

また、熱帯雨林のジャングルは、微妙なバランスの上に成り立っていて、過剰な伐採は強烈な日光が地表に届くと、乾燥が急激に進んで不毛の地になってしまいます。
不毛の地に時折降るスコールは、薄い表土を流してしまうんだそうです。

大量に輸入しないと輸送コストの占める割合も高くなってしまいますから、間伐など行われるはずもありません。
命の森を丸裸にされてしまう動物たち・・・
住む場所を追われ、伝統的な暮らしを捨てる原住民・・・

膨大な輸送コストをかけても、国産材よりも外国産材の方が安く手元に届くには、こうした事情が隠されています。

私たちが国内の樹で家を造るって事は、思っている以上に環境に優しいことなんです。

◆ヤバッ!終わりそうにありません・・・(汗)
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今日はお彼岸のお中日です・・・去年はこんな事を書いていました(笑)
お墓参りには行かれましたか?


環境に優しい暮らし【12】


長々と書いている『環境に優しい暮らし』シリーズですが、書き始めた頃はまだ冬の真っ最中で、正直言ってこんなに長期化するとは思ってもいませんでした・・・
3月も半ばに入り、信州伊那谷も随分と暖かくなってきて、暖房の使用頻度も少し下がって来ました。
前回環境に優しい暮らし【11】を書いてから更新頻度も下がり、間に他の記事も入ったりしてしまいましたが、ここのところ黄砂が舞ったり、私の周りにも花粉症に悩む方がいたり・・・
前回もしかして花粉症の悩みも解決できるかもなんて言っておきながら、結局書けず終いでしたね・・・

この時期アレルギーに悩まされていらっしゃる方は、出掛ける際にコートを着たり、マスクやゴーグル?や帽子が必需品のようですね・・・
家に入るときには外で着ていたものを脱いだり、払ったりしていることでしょう。
花粉などの物質を家の中に入れない事が大切のようですから、布団なんかもこの時期は外には干せないんだそうですね・・・

花粉以外にも、黄砂などの飛散や田畑の細かな土が舞ったりすると、家の中がなんだか埃っぽくなっちゃうなんて話を聞くことがあります。

これもやっぱり隙間風の悪戯なんです・・・

一番の原因はサッシ周りの気密性でしょうか?他にも何処からとも無く入ってきてしまう細かな粒子・・・

家全体の気密性を上げて、換気計画をきちんと立てる事で、そうした物質の進入を防ぐことができます。
当然吸気孔のフィルターを花粉の粒子を除去できるタイプにすることが必要ですが、家の何処からどれだけの空気が入ってきて、何処から排出するのかを決める事は、無駄な空気の進入を防がなくては成り立ちません。

現在殆どの住宅に取り付ける事が義務付けられている換気装置の目的は、シックハウス対策です。
法律がそうなってしまったから、仕方なく付けているって片が殆どですよね・・・?
でも、そうした方の多くが24時間換気装置を運転すると寒くて・・・冬の間は止めちゃうんだとか・・・

これってどうなんでしょうね・・・
ちゃんと吸気孔があって排気孔があるにも関わらず、寒いって事は何処からとも無く隙間風が入って来て、計画した換気経路が無視されているって事なんです。

せっかく取り付ける高価な換気装置もそれじゃあ宝の持ち腐れですよね?
気密性の高い建物に否定的な方もいらっしゃいますが、しっかりと気密が取られて計画換気がなされている建物は、押入れなども乾燥しているので、収納されている布団なんかがカビ臭くなっちゃうなんて事もありません。

快適に暮らす事と環境に優しい暮らしを両立させるには、どうしても冷暖房の使用は欠かせませんし、中途半端な断熱施工は壁の中に内部結露を発生させたり、空気の淀む場所を作ったりしてしまいます・・・

どんなものでもそうかも知れませんが、建物は1部分だけ良くても本来の性能を発揮してくれません、換気装置もただ付ければ良いって物では無いと思うんですが・・・

なんだか書きかけ見たいですが・・・(汗)
◆次回シリーズ最終回・・・?
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最近更新頻度が落ちている私のブログ・・・
最近パソコンの調子が悪くて・・・

昨日はお医者さんにパソコンを再インストールしていただきました・・・
やっぱり餅は餅屋ですね・・・
しっかりとサポートして頂き、また快適に使えるようになりました。
ありがとうございました。


環境に優しい暮らし【11】中川村某所より


以前の日記でアップしたのと同じアングルからの写真なんですが、同じ場所とは思えない景色になってしまいました・・・伊那谷を流れる天竜川に春らしさを感じるのは気のせいでないと思います。
花粉なのか?黄砂なのか?ここ数日春霞のせいで、山並みが普段より遠くに見える信州伊那谷です、それでも白い中央アルプスの山並みがかすかに見えるでしょうか?
この時期、花粉症で悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?もしかして今日の日記は、最後まで読んで戴ければそんな悩みを解消できるかもしれません???

前回はチョット難しい話になっちゃいましたが、軒の出と窓の関係について書きました。
少し間が開いてしまい、忘れてしまった方もいらっしゃるかと思いますが、前回は 環境に優しい暮らし【10】 でした、興味のある方はそちらもご覧下さい。
別にもったいぶっていたわけじゃないんですが、今日は隙間風について書きたいと思います。

このシリーズを通して、環境に優しいと言うことと、快適であることを前提に書いてきました、その為には化石燃料の消費量を減らす事や、間取りを工夫して、お日様の力を上手に取り込む事が必要だとも書いてきました。

昔のようにコタツや火鉢だけの局所暖房では、室内の温度はそんなに上げられませんし、たとえ日中はお日様のチカラを借りて南側の部屋は暖かくなったとしても、夜は残念ながらお日様は出ていません・・・

この冬も多くの方が、何らかの形で暖房器具のお世話になったのではないでしょうか?私なんか信州の夜はまだまだ寒いので、暖房に頼る生活を送っています・・・

環境に優しい暮らし【9】でも書きましたが、住む人にとって不快な隙間風・・・ある程度気密が高くなった最近の建物では昔の住宅のように『ピュ~ピュ~』って音を立てて入ってくる隙間風を想像する方は少ないと思いますが
良く聞く話として
暖房した部屋は暖かいんだけど廊下が寒くてねぇ・・・
キッチンのレンジフードを運転すると足元が寒いのよ・・・
24時間換気なんて運転しても寒いだけじゃん・・・
どうしてそんな現象が起きるんでしょう・・・
そして隙間風って何処から吹いてくるんでしょうね?

私が考える原因は4つ
一つ目はサッシの性能不足(単板ガラス・枠の種類)
二つ目は断熱材の性能不足(厚さ・密度・種類)
三つ目は断熱材の施工不良(認識不足なのか技術力不足なのか?)
四つ目は換気計画の根本的な考え違い(シックハウス対策の為だけ?)
です
これらは出来上がってしまえば見えない部分ですが、家づくりにとって重要な部分です。
そして比較的リフォームがしやすい内外装と違って、一度建ててしまってからでは簡単にリフォームしづらい部分です。コストにも関わってくる事なので、充分に検討する必要があります。

一つ目の原因は、目に見えるサッシの結露として性能が現れますから、判断はしやすい部分です。最近では住宅に単板ガラスを使う方は信州にはいないと思いますが、最低ペアガラスにしたいものです、場合によってはLo-Eガラスやトリプルなんて選択もなくはありません。問題は枠です・・・熱伝導率の高い素材でできた枠では熱がそこから逃げてしまいます。
樹脂製や木製なんかでできたサッシもありますが、性能が高い分当然のように値段も悲しいかなお高いです・・・
暖かくて湿った空気は上に上がり、冷やされると下がり、熱が逃げる場所には結露が生まれるのは皆さんご存知の事かと思います。窓に近づくと足元の方に風を感じるなんて場合は、『コールドドラフト』という現象が起こっているかもしれません。

文章力が無いんですね・・・
結局最後までたどり着きませんでした・・・(汗)

隙間風の核心になるであろう続きはまた次回・・・
◆今日は久しぶりの雨、花粉症の方には嬉しい雨でしょうか?
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tag : 24時間換気地球温暖化隙間風ヒートショック春霞黄砂スギ花粉花粉症断熱材

環境に優しい暮らし【当たり前?それとも?】


最近の新聞を読むと目にする『地球温暖化』の文字ですが、CO2削減量に付いて国際的な議論がされているようです・・・
でも、なんだか自国にとって都合の良い事ばかりが主張されているような気がするのは私だけでしょうか?

様々な産業や私達の生活に密着した民生といった面で、温暖化ガスの排出量を考え、全ての国で全ての人達が考えなければならない問題ですから、確かに国レベルでの協議は大切でしょう・・・
でも、国がやってくれるから良いって言う事ではなく、豊かな社会に暮す私達一人一人が地球環境について考える必要があると思います・・・私の友達がこんな記事を書いていました

世界の国では
燃料を確保するために仕方なく命の森林が切り倒されています・・・
1kmも先の井戸まで水を汲みに行く子供達・・・
当然電気があるはずも無く、私達のようにパソコンを触る事もない・・・

少し前、世界各地に植樹をしてくれるグリムスっていう、ブログの日記と連動して木を育てるサイトに登録しましたって書きましたが、こうして記事を書くだけで、もしかしたらそうした人たちの役に立てるかもしれません。

だって私達の生活は当たり前のように
蛇口を捻れば簡単に水が出る・・・
スイッチを押せば明かりが付き・・・
また違うスイッチでお湯が沸き・・・
もう一つの蛇口からはお湯が・・・
パソコンがあるから幸せなのか・・・?私には判りません
でも便利な暮らしになれてしまった私達は、もう昔の暮らしに戻る事はできないでしょう・・・

世界では
木を伐りたくないのに、伐らなければ活きていけない人達
そして
木を伐らなければならないのに、伐らない私達・・・

今まで私達の経済活動は、様々な歪みを生み出してきました
明日もこの景色が見られるっていう保障は何処にもありません・・・できることを探しませんか?

◆なかなか進んでいきませんね・・・(汗)
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外国の某知事は、気に入った家が無いとかで、通勤に片道3時間!?プライベートジェット機を使っているってTVで見ました・・・
凄いと思ってしまうのは通勤にジェット機を使ってしまう贅沢さもですが、1回の飛行に掛かる環境負担は、乗用車を1年間使うのと同じくらいなんだとか・・・
やっぱりどこかおかしいですよね・・・




tag : モルゲンロートエコ住宅省エネ中央アルプス地球温暖化二酸化炭素温暖化ガス

環境に優しい暮らし【10】


いよいよ『環境に優しい暮らし』シリーズも記念すべき?10回目を迎え、番外編なども含めると、もう15回も書いてしまいました・・・
そろそろまとめをって思ったりもするんですが、書きたいことはまだまだ有るし、皆さんには申し訳ないのですがもう少しお付き合い戴きたいと思います。

さて、昨日は思いがけずに我が家のリサイクル事情や朝食の話をしちゃいましたが、その辺はまた後日機会があったら書くことにして、『環境に優しい暮らし』のシリーズ本編?では、開放的なプランは良いぞなんて話を進めてきました。
そして一昨日の【その9】では『機能美』とか『隙間風は嫌ですね~』なんて事を書いてきました。

今日は、じゃあ機能美って何?って言うことに付いて掘り下げてみましょう・・・
突然難しい数字になりますが、私の住んでいる飯島町の位置は北緯35度40分24秒・東経137度55分25秒(日本測地系による町役場の位置)なんだそうです・・・各主要都市の緯度はこちらから・・・

細かな数字はさておき、注目したいのは、北緯なんです、他にも様々な要因があって一言ではいえませんが、簡単に言えば私達の国がこの位置に有って地球が太陽の周りを傾きながら周っているからこそ豊かな季節が有るって訳です。四季の変化と太陽の位置を説明したサイトを見つけたので、そちらをご覧下さい・・・音が出てビックリした方もいらっしゃいますか?
私は中学時代そんな事を勉強したなぁ~なんて懐かしく思い出しちゃいました・・・


北風と太陽って言うイソップ童話を皆さんご存知かと思います。こちらは音は出ません(笑)
お話の中でも、日様の優しい力が語られていますが、家づくりにおいても、このお日様の力を借りない手はありませんよね?

そこで、問題になるのが季節ごとの太陽の高さです、同じ日本の中でも沖縄県那覇市では北緯26度13分・北海道札幌市では北緯43度04分と約17度も違います・・・
沖縄と北海道では海流などによる気候のさもありますから余計に気温などに差が出てきますが、単純に太陽の高さだけを比べてみただけでも、家の造り方が変わってくることが判るかと思います。

参考までに夏至と冬至のお昼頃の太陽の高さを決める計算方法をご紹介します。
夏至のときの太陽の南中高度(度) = 90 - (その場所の緯度) + 23.4
冬至のときの太陽の南中高度(度) = 90 - (その場所の緯度) - 23.4
と言うように求める事ができます。
式を見ると判るように、夏と冬では47度近く太陽の高さが変わるんですね。

この式を基に、太陽の高さを計算して軒の出と窓の位置関係を決める事ができます。
もっとも、家づくりには他にも様々な条件が加わりますから、あくまでも一般論ではありますが、軒の出と窓の配置をに配慮して夏の強い日差しを遮りつつ、冬の優しいお日様を取り込むプラン創りをすれば、開放的なプラント相まって、家中ぽかぽかなんて事も夢ではなくなります。
お日様との関係だけで言えば、北に行くほど軒の出を長くした方が、夏の暑さを遮る効果が高いって事になりますね。

◆次は隙間風の話・・・(汗)
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以前こんな記事を書いたことを思い出しました
んん~~我ながら長い文章・・・(汗)


環境に優しい暮らし【朝食の時間】


今朝、リサイクルするための空き缶を、分別収集場所に出しに行った時に撮った中央アルプスの写真です・・・本当ならゴミを出しに行くのには徒歩や自転車で行けると良いんですが、坂道が多く回収場所が見えているとは言え、徒歩で行くには急な山道を上り下りしなければならず、自転車で行くには片道10分以上・・・
おまけに今朝の寒さ・・・絶対氷点下でした、写真を撮るために手袋を取ったらあっという間にかじかんでしまいましたから・・・

『環境に優しい暮らし』なんて書きながら、どうしても車の使用頻度が増えてしまう山国信州です・・・(汗)

3月になり徐々にお日様の昇るのが早くなり、この写真を撮ったのが6時30分頃でしょうか?この少し前は雪が積もった中央アルプスがピンクに染まる『モルゲンロート』っていう現象でとてもきれいに見えたんですが、撮影ポイントまで移動する間に随分色が褪せてしまいました・・・

ご覧のように手前の低い山にはまだ日が当たっていません、我が家は伊那谷のそのまた谷間にあるので、朝日が射すのはもう少し後、6時50分頃でしょうか?
丁度6時半から我が家では朝食の時間です、今日までは食事が済むまで薄暗いので照明を点けて食事を採っていましたが、今朝は途中で照明を消してしまいました。・・・別にケチって消した訳じゃないですよ(笑)

ダイニングを南東に配置する事が出来れば、爽やかな朝日を受けながら朝食を採る事ができ、1日のモチベーションも上がる事でしょう。
おまけに電気代も抑えて環境に優しい・・・なんとも良い事尽くめじゃないですか(笑)

今のところ目覚める頃はまだ朝日が射してはいませんが、もう少しすれば爽やかな朝日で目覚める日がやってくる事でしょう。

◆他のゴミは歩いて出しに行きます・・・
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プランを考えるときには、ゴミの1時置き場も考えたいものですね・・・


環境に優しい暮らし【9】


伊那谷に春を告げる使者、福寿草の花が我が家の庭でもようやく咲き始めました。
奥に見える白い山はこの冬降った雪・・・未だに解けずに残っています
北国の春って感じですね

昨日のキーワードは『機能美』という事でした・・・
物には形がありますが、その物の形には本来持っている意味があると私は思います。
たとえば洋服の形・・・体を包む部分と、腕を通す袖、寒さや風を防ぐための襟・・・と言ったように、それぞれが持っている形は、どんな高級なオーダーメイドの洋服でも作業服でも変わりませんよね、そりゃあ高級な服は素材やデザインと言った面で作業服とは比べ物にならない差があるのは当然ですが、本来体を包む布である以上、基本的な部分は変わるはずが無いんです・・・

それは家でも同じ事です、雨を防ぎ直射日光を遮る屋根、風や寒さをを防ぐ壁、明かりや風を取り込む窓と言ったように、本来持っている役割があるのは皆さんご存知の事と思います。
って事は、本来家の各部分が持っている性能を上手く組み合わせれば、快適で環境に優しい空間が出来るって事になりますよね。
家の部品それぞれがあまり意味無くバラバラに配置されていたのでは、本来発揮するはずの効果が薄れてしまうどころか、それぞれの本来持っている効果すら無くしています、それぞれの機能が組み合わさって相乗効果を生み出してこそ、快適で環境に優しい暮らしが実現できるんだと思います。

環境に優しい暮らし【2】でも書来ましたが冬の間は『お日様の恩恵』を上手に取り込む窓の配置・・・
そして、その熱を逃がさない窓・壁・天井・床の構造と言ったように後からでは手を入れづらい家の構造体が重要になってきます。
また、環境に配慮するので有れば冬期の暖房は最小限の暖房器具で補う必要があるのですが、ここに先日から書いている『ヒートショック』を防ぐ温度差の少ない室内空間と言う要素を加えると、何処からとも無く進入してくる隙間風がどれだけ邪魔な存在であるのか、想像に難しくありません・・・

隙間風を感じると言う事は、何処からとも無く熱が出入りしているって事で、余計な風は対流となって温度差を生み、さらには見えない場所に結露を発生させる恐れまで持っています・・・

◆換気扇を回すと足元が寒くないですか・・・? 
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もしかして長期化して、同じ事を繰り返していますかネ・・・
そろそろまとめる事も考えなくっちゃいけませんね(汗)




環境に優しい暮らし【8】飯島町H邸リフォームが始まります・・・


日陰に残る残雪と、黄砂の影響?なのか昨日から中央アルプスが霞んで見えます・・・
どうやら昨日は黄砂の影響もあったんでしょうが、昨日の午後中部電力の『オール電化セミナー』っていうのがあり、駒ヶ根市の菅の台まで行ってみると、雪が舞っていましたから山は雪が降っていたようです。
今日の写真は、これからリフォームをさせていただく飯島町のH邸の庭から見える景色です、春の代名詞の『黄砂』と雪の中央アルプス・・・冬と春が同居する信州伊那谷です。

さて先日の日記では、『開放的なプラン』って言いたかったのですが、うっかり明確なキーワードとして書きませんでした・・・

リビング階段や吹き抜けといった開放的なプランは、家族の気配が感じられたり、狭小敷地などでも、吹き抜けの高い位置からの採光が可能になったりと、優れた面を持っているので憧れる方も多いと思います。
その反面、どうしても冷暖房の効きが悪かったり、お料理の匂いなどが家中に拡がりやすいといった面も持っています。

匂いに付いては、キッチンの標準寸法に基づいて換気フードを設置し、お料理をする際には確実に運転をすることで防ぐ事が出来ます。
逆を言えば、きちんと換気をしなければ、どんなプランでも匂いの広がりは防ぎようが無いって言う事です・・・

では温度に付いてはどうなんでしょうか・・・
このシリーズの一番最初にも書きましたが、今までは寒かったり暑かったりすれば、当然冷暖房の助けを借りて強制的に快適な温度にしちゃう・・・?
でもそれじゃ環境に優しくないですよね・・・当然お財布にも優しくない(汗)
それでは、どうしたら快適で環境に優しい暮らしが送れるんでしょう?

先日も書きましたが、開放的なプランを今までの性能のままの家に計画したのでは、どうしても熱量が不足したり、何処からとも無く逃げてしまい『憧れちゃう~~』『でも寒そう・・・』って事になっちゃうんです・・・この方が上手い事を言っています


ここまで書けばもう判っちゃいますね・・・
『素敵~~』『それに快適~~』って具合に住む人が気持ちが良くて、楽しくなるような階段や吹き抜けを実現するには、空気の流れと熱の伝わり方を考える事が重要です。
住宅に求められる要素の中で、見た目のカッコ良さも当然重要な事柄ですが、そこに機能性が備われば文句はありませんよね?
要するにリビング階段や吹き抜けは、限られた熱を効率良く伝えるためのツールである必要があるって事です。

意味を持った形状は美しいものです・・・
今回のキーワードは『機能美』でいいのかなぁ・・・
またしても続きます・・・(汗)
◆隙間風はいただけませんネ・・・
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以前登録して植えた?グリムスのって言うサイトの私の苗木が随分大きくなりました、期間限定?で興味のある方はこちらから・・・
このブログの記事にリンクして成長しているそうなんですが、どういう訳か楽天にはいろんなブログパーツが貼れないんです・・・(泣)



環境に優しい暮らし【7】


前回のこのシリーズで『温熱環境』という事で書かせて戴きましたが、南北に長い日本の国では、気候も地域によって変わってきます。

今日から3月だというのに朝から雪の舞う寒い日になってしまった信州伊那谷です
何でも聞くところによると、今月3月「弥生(やよい)」は、2月に生え始めた草木が生い茂る月「木草弥生月(きくさいやおひづき)」が縮まって「やよひ」となったということです。
「弥」この字は、「いよいよ」「ますます」という意味で使われるそうです。
By・・・isuzu宮司

というように、3月は暦の上でも本当に春がやってきたって言うことなんでしょうが、先程も書いたように、ここ数日続いた暖かな天気とは打って変わって、私の住んでいる飯島町は朝から雪の舞う生憎の天気です・・・

当然の事ながら、家の中では暖房が活躍している訳ですが、ここで問題になるのが、先日書いた『ヒートショック』、暖房した部屋としていない部屋の温度差による事故が、交通事故よりも多いなんて話をさせて頂きました。

本来住む人を守るための家が、人の命を奪うなんて有ってはならない事ですよね・・・
じゃあどうしたら家の中の温度差を少なくなるんでしょう?

1つの選択は、部屋という部屋全てに暖房を付ける・・・
当然お風呂やトイレといった空間はもちろんの事、廊下や玄関まで・・・でもそれじゃあ暖房費が膨大に掛かってしまいます。
普段あまり使わない部屋まで暖房をすると言う事は、大切なエネルギーを無駄使いしているのと同じ事です、そして環境にも優しいはずはありませんよね。

もう一つの選択、家を大きな一つの部屋として考えるっていうのはどうでしょう・・・
一つの部屋ですから、暖めたりするのにとても都合がいい訳です。
1軒の家ですから、当然のように間仕切りが全く無いって訳にはいかないでしょうけど、部屋をたくさん作ってそれを廊下でつなぐというよりも、極力間仕切りを少なくして、大きなリビングなどを中心に各部屋を配置するプランは、家の中の温度差を少なく出来ます。
考え方によっては、大きな『吹き抜け』『リビング階段』といった開放的なプランも、家の中の温度差解消に役立ってきちゃいます。

そして、驚く事に小さな容量の暖房器具を目一杯あちこちで使うよりも、容量のある暖房器具を要所に配置して、余裕を持って運転した方がエネルギーを効率的に使うことが出来るんです。

良く聞く話ですが、開放的なプランって『憧れちゃう~』『でも寒そ~~っていうイメージがあるんですよね・・・

じゃあどうやったら憧れのプランを、快適に過ごせる空間に出来るのか・・・
それは・・・
次回へ続きます・・・
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環境に優しい暮らし【6】

夜明け前、薄暗い空に山並みのシルエットが浮かび上がります、白み始めた東の空に明るい星が見えます。
俗に言う、『明けの明星』なんでしょうが、星の名前は判りません・・・
相変わらず電線が邪魔ですがね・・・(泣)

一向に進まない『環境に優しい暮らし』シリーズです、前回【番外編まとめ】を書いてからまた間が開いてしまいましたが、少しづつですが今回からまた書き進めて行きたいと思います、お付き合いの程よろしくお願いします。

番外編も含めると今回でもう10回目になってしまいます、以前にも書きましたが、どうやら予定通り?このシリーズは長期化しちゃいそうです・・・

このシリーズの最初にも書きましたが、私が思う環境に優しい暮らしは、ある程度現在の状況を維持した上で、快適に暮らすにはどうしたら良いのか?という事で決して昔に戻ってという事ではありません。

今までに、本編では家づくりのキーワードとして
『お日様』
『間取』
『間仕切』
『財布に優しい』
番外編では
『化石燃料の消費を減らす』なんて事を書いてきました。

究極のエコって事を考えると、昔の暮らしは本当に自給自足の生活をしていたように思います、落ち葉を集めて肥料や焚き付けに・・・
燃料として使った後の灰なども田畑の土壌改良や山野草の灰汁抜きに使ったりしていました。
炊事やお風呂の燃料は裏山の薪、冬の暖房は囲炉裏や火鉢やコタツ等の局所暖房のみ・・・
ようするに、地域の中でいろんな資源が循環しながら、それらを上手に使って生活してきたっていう事なんだと思います。

断熱や気密とは無縁だった昔の建物だった頃にはカマドや囲炉裏から立ち昇る煙は煙突や屋根裏に煤のコーティングをしながら排煙窓から排出される仕組みになっていましたが、家の中で火を焚くということは当然の事ながら家中煤まみれ・・・
なんとも味のある古材の色は長い年月を掛けて煙に薫醸されて出来た色なんです・・・
煙による乾燥と、煤によるコーティングは木材を保護する役目を果たしてきましたが、住宅様式が一昔前とは変わってしまった現在、薪を燃料に使った暮らしとなると、現実的には不可能か、採用するとしたら贅沢な部類に入ってしまうのではないでしょうか?
おまけに火の回りは暖かくはなるものの、少し離れただけでもそこは真冬の冬と同じ状態です。

私が子供の頃、少しづつ住宅にも断熱材や、気密性の高いあるサッシが使われ始めたのですが、暖房していない廊下や寝室等はとても寒くて寝ていても鼻の頭が冷たくて、布団を頭から被って寝ていたものです。
おまけに窓は結露が酷くて、お風呂の窓は凍り付いて開け閉めもままならない状態で、家の中の水道も良く凍ってしまったのを覚えています。
家の中とは言え、お風呂に入ったり、トイレに行くといった洋服を脱ぐ場所は余計に寒くて、今考えても震えてきてしまいそうです・・・

快適な住環境を考えたときに『温熱環境』という言葉が浮かんでくる方はどのくらいいるんでしょうか?家庭内の温度差『ヒートショック』などによる事故で無くなる方は、年間1万人以上にも上がり、交通事故で亡くなくなる方よりも多いんです。

日本よりも北の国や、国内でも北海道などでは、様々な方法で全館暖房という考え方が普及しています。
日本は南北に長い国ですから、冬の寒さが厳しい地方や夏の暑さの方が厳しい地方まで家の造り方は様々です、残念ながら私の住んでいる信州では冬の寒さが厳しいのに、まだまだ全館暖房といった考え方は普及していません。

環境に優しいと、快適な暮らしを両立させるには、家の間取りや日当たりをよく考えて、自然の力を借りるのはもちろんの事、断熱材や開口部の性能もしっかりと考慮していきたいものです。

今までに書いてきた事柄も大いに関係してきます。興味のある方は下にリンクを貼ってありますのでお読み下さい。
環境に優しい暮らし【1】 
環境に優しい暮らし【2】
環境に優しい暮らし【3】
環境に優しい暮らし【4】
環境に優しい暮らし【5】  
またまた長くなりました・・・次回に続きます(汗)

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つい先日、最近他社で家を新築した友人と話をしていて、『廊下やトイレが寒くて寒くて・・・何とかならんもんかねぇ~~』って言う聴いたのですが、新築の家だからって、暖かいとは限りませんね・・・





環境に優しい暮らし【番外編まとめ】

いつもの中央アルプスの山並みです、いつもと違うのは自分の立つ位置を変えただけ・・・
我が家からは陰になって見えない山々が、少しだけ後ろに下がるとこんなにも見えてくるんですね。

今朝の中央アルプスには傘のような雲が掛かっていました。
あの山の向こう側は木曽谷です、向こうでは中央アルプスから昇る朝日を眺めている人もいることでしょう。

さて、以前から飛び飛びに書いてきました『環境に優しい暮らし【番外編】』シリーズですが、そろそろまとめておかないと次に進めません・・・
随分間が開いてしまったので、もう忘れられてしまったかも知れませんね・・・(汗)
環境に優しい暮らし【番外編】
環境に優しい暮らし【番外編2】
環境に優しい暮らし【番外編3】
興味のある方はご覧下さい

自分でも、そんなに詳しいわけでもないのに随分難しい事について書いたものです、最初から判っていたことですが、バイオ燃料や原子力発電所の問題は、到底私なんかには答えの出せない事柄ですし、もともと答えを出そうとしていた訳ではありませんから、コメントいただいた方々から教えて頂く事もたくさんありました。

でも、一つだけ言える事は、何とかしなくっちゃ・・・って言う事です
私たちの生活は、さまざまなエネルギーを消費する事で成り立っています、少しでも便利に・・・少しでも早く・・・
今まではそれでも良かったかもしれません、私たちが子供の頃あこがれ遠い未来に思えた21世紀・・・
『鉄腕アトム』や『ドラえもん』が生まれた時代です・・・すでに鉄腕アトムの誕生日?はもう過ぎ去ってしまったんですね

さまざまな最新の研究の下、バイオ燃料や原子力発電が本当に安心して使える世界がやってくるのかも知れません・・・
でも忘れてはならない事があります、それはどんなものでも有限であるという事です、例えそれが地球だとしても・・・

◆ドラえもんの誕生日はもうちょっと先・・・?
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だからという訳ではありませんが、今日から私は変わります!
以前からチーム員として参加しているチーム・マイナス6%で、チャレンジ宣言をしちゃいました・・・(笑)
みんなで1kgづつCo2を削減しようって取り組みです、もう初めていることもありますが、身の回りのちょっとしたことを積み重ねる事で、私の宣言目標は1.42kg・・・『シャワーを節約しよう』とか、『火に掛ける前にヤカンに付いた水滴を拭こう』、『アイドリングを5分短くする』、といった普段の生活でちょっと気にすれば出来る事ばかり・・・温暖化ガスの排出削減が出来、おまけにお財布にも優しい・・・
チャレンジ宣言.gif
画像をクリックするとチーム・マイナス6%へジャンプします
特別難しい事でもありませんし、誰でも今日からでも出来る事ばかりです(笑)
あなたも良かったらチーム員宣言をして見ませんか?

という事で、【番外編】は今回で一応完結です・・・(汗)
次回からまた『環境に優しい暮らし』シリーズをよろしくお願いします(笑)
先日ちょっとだけお知らせしたグリムスって言うブログを書くだけで植樹が出来るサイトも継続中です・・・少し葉っぱが出てきました・・・(笑)




環境に優しい暮らし【番外編3】


ようやくピンクに染まる仙丈ケ岳を写真に収めることが出来ました。
モルゲンロートって言うんだそうですね・・・?
私のイメージはもっともっと鮮やかだった気がするのですが、時期的なこともあるのかも知れませんね・・・

手前に写っている木の枝は、『辛夷』伊那谷に春を知らせてくれる花の一つです、枝先のつぼみも今はまだ固く小さいですが、春が近づくと共に大きくなってくることでしょう。

なかなか進まない環境に優しい暮らしシリーズ?前回は環境に優しい暮らし【番外編2】でした、私の仕事は『笑顔あふれる家づくり』ですから、このシリーズは家づくり視点から書き綴っていくつもりでいましたが、わき道に逸れついでにもう一回だけ家づくりとは直接関係ない話題にしたいと思います。

でも、私たちが暮らしていくということは少なからず環境に負荷をかけていくって言うことです、そしてさまざまな環境への負荷の一つとして温暖化の問題があるんじゃないでしょうか?
現在さまざまな国で取り組みの始まっているバイオ燃料の活用も、温暖化ガスと考えられている二酸化炭素の排出量を減らす効果があるといわれています、しかしその取り組みは、わざわざ新しく森を切り開いて動植物の生態系に影響を及ぼしたり、貴重な食料を食べられないなんて人を新しく生み出して成されるものであってはならないのです。

随分前置きが長くなってしまいましたが、もう一つの二酸化炭素を排出されないと言われているエネルギーの一つに、『原子力発電』があります。
多くの場合、酸素と物質の化学反応によってエネルギーを取り出しています、簡単に言えば燃やすって事ですが、物を燃やせば煙が出ることは多くの人が知っています。
原子力発電には、この燃やすという化学反応ではなく『物質の核分裂』という作用によってエネルギーを取り出しています・・・
私は専門化ではないので、間違いもあるかも知れませんが、そんなに間違ってはいないと思います(汗)

もしかすると、ここから先に書く部分は禁断の部分なのかもしれません・・・
でもこれって私だけでなく皆さんどうなの?って思っている部分なんじゃないでしょうか?
言いづらいですが、判らないなりに文章にしてみたいと思います・・・間違っていたら教えてくださいね(汗)

この核分裂って言う化学反応の場合には、二酸化炭素が出ないんだそうです・・・
実はこの部分だけ見れば、コリャ凄い!温暖化防止には最適かも・・・?って事になるんでしょうが、問題はその後の事なんです・・・
1945年8月6日・9日に広島・長崎で起こった出来事は放射能の恐ろしさを私たち人類に示しました・・・
そして1986年4月26日午前1時23分チェルノブイリで人類は最悪の事態を目の当たりにしました。
先日の日記では単純に『化石燃料の消費を減らす』という事で自分なりに締めたのですが、よく考えてみると、原発って?と思う事がたくさん出てくるんです・・・

原子力発電というものは、廃棄物の処理方法や、最も根本的な原子力発電所の安全性という面で、未だに確立されていないようにに思います。
私は専門家ではないので詳しくは判りませんが、子孫のために・・・って考えてみるとどうして必要なのかって思えてしまいます。
確かに現状をかんがえると、電力需要の面・またそこで働く方々の生活と言った側面もあり、すごく難しい面もありますが

今の私たちの選択は、子供たちの未来に直結していきます、私たちは、子供たちに何を残してあげられるのでしょうか・・・
私たちは選択を迫られています
それは、美しい自然なのか・・・
それとも破滅の未来なのか・・・
地球が現在の姿になるまでに約45億年・・・
私たちが何気なく廃棄する放射能物質が、私たちにとって害がなくなるのに同程度必要だといわれています。

地中や海底の奥深く、見た目にはなくなるように見えますが、未だに核廃棄物の処理問題は解決されていません・・・

すごく重い話になってしまいましたが、六ヶ所村の再処理工場がまもなく創業するって知っていますか?
廃棄物からまたエネルギーが生まれるって一見すごいことのように思いがちですが、
もっとすごい事実が隠されているようです、何が本当で、何が嘘なのか・・・
◆あなたならどちらを選択しますか・・・?
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原子力発電所で生計を立てる人も実際にはいるんです、私にはどの道筋が正しいのかは結論を出せませんが、我が家の隣にあったら・・・?
あなたの隣に原子力発電所があったら・・・
そして、あなたの故郷にこんな施設があったらどうしますか・・・?
本当はリンクとかもしたいところがあったのですが、今日は楽天のメンテナンスがある日なんです・・・
あまり余裕がないので割愛しますが、心配な方は調べてみてはいかがでしょうか?




環境に優しい暮らし【番外編2】

IMG_1767.JPG
久しぶりの陣馬形山です、朝から降り続いたミゾレ交じりの雨が上がった、ほんの一瞬に姿を見せてくれました。
この後すぐにまた雲が掛かってしまい、夕方にはまた雨交じりの雪が降っていました。
今朝も雪景色の信州伊那谷です。

昨日は環境に優しい暮らし【番外編】『化石燃料の消費を減らす』ってことでしたが、じゃあいったいどうすれば良いの?ってことなんですが、皆さんからたくさんコメントを戴いた通りに本当に難しい問題です。

実のところ、私の頭の中では整理しきれない部分もあるのですが、一つだけ言える事があります。
それは、私のブログの一番上に書いてある言葉です。
『現在の自然環境は先祖が残してくれたものではない。未来の子孫から借りているもの』
この言葉は私がこのブログを始めたころにある方から紹介して戴いたものです。古くから北米インディアンが語り継いできた言葉だそうです。
今の私たちは、何のために生活しているのかを考えなければならない分岐点に立っているのではないかと思います。

世界の国では、飢えに苦しんでいる人がいるのに、バイオ燃料のために食糧危機・・・そんな事はあってはならないことです。

貴重な動植物が生息する森林を切り倒して、燃料を作る・・・そんな必要があるのでしょうか?
◆何のために・・・?
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なんだか中途半端な感じですが、続きは次回です(汗)




環境に優しい暮らし【番外編】

IMG_1694.JPG
夕日に照らされる南アルプスです。
山の名前は恥かしながら良く判りません・・・
赤石岳・塩見岳他にも有るはずなのですが、夕日に照らされて少しピンクに見えるでしょうか?

日曜日の朝刊でこんな記事を見かけました『バイオ燃料は温暖化を促進する』という記事です。senjyouさんも記事にされていらっしゃいました。
詳しいことはリンク先をご覧頂くとしますが、どうして環境に優しいはずのバイオ燃料が温暖化を促進してしまうのか・・・
答えは簡単です?ってそんなに簡単な事ではないとは思いますが・・・
最近耳にすることが多くなった言葉に『環境ビジネス』という言葉がありますが、この言葉の裏側には、環境に優しいって言う事場を使いさえすれば、金儲けにつながるという現実があるんです。
経済第一主義の弊害ですよね。私よりもっと詳しい方々がいらっしゃると思いますし、付け焼刃でここに書いたとしても、すぐに刃が欠けたりメッキが剥がれちゃいそうなので詳しくはかきませんが、少し前にも日本でも社会問題になった事がありました。

そしてもう一つ、バイオ燃料で思い出すのは食料品の値上がりです・・・
エタノールを作るための作付け変換で、小麦や大豆・オレンジなど軒並み大きな値上がりを続けているのは、皆さんご存知の通りです。

私達の生活は、経済活動を中心として動いていますから、全てやめてと言う気は有りませんが、少しでも環境に優しい暮らしを送りたいものです。

シリーズと言いながらなかなか進まない私の日記ですが、環境に優しい暮らしを実現するにはまず化石燃料の消費を減らす』という事が基本の基本のキーワードになるのではないでしょうか・・・?

◆それってオール電化ってこと・・・?
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今日も朝から雪が降って薄っすらと白くなった信州からお届けしました。
灯油よりも、電気を・・・
電気もより環境に優しいものを・・・
考え出すとキリがありませんね・・・続きはまた次回(汗)


未来へ
『現在の自然環境は先祖が残してくれたものではない。
未来の子孫から借りているもの...』
プロフィール

タッキー

Author:タッキー
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